Interview社員インタビュー

「カシケイの製造課として、
誇れるものづくりを」

商品事業部製造課/海外事業部 三上美穂 (2006年入社)

  • Story.1一番良い状態で
    お客様に届けられるよう、
    厳しく品質チェック

    製造課の仕事は、カシケイジュエリーの加工全般の発注窓口となり、納期管理や品質管理を行うことです。具体的には、営業から注文書が来て、それぞれの製品に必要な資材を各担当者が手配し、その取りまとめを行っています。パートナーの加工所とのやり取りや加工所から上がってきたジュエリーの検品もします。
    たとえば先月だと1カ月に2000点ぐらいつくりましたから、日々行う検品もかなりの数になります。それらをデザイン毎に決められた項目に沿ってチェックし、磨きが足りないとか、石の留めが緩いとか、ピアスの金具の力具合が良くないなど手直しが必要なものは加工所に戻します。仕上がりは最高に綺麗でなければいけない、一番良い状態でお客様に届けたいと思うので、自然とチェックが厳しくなります。仕事を通じて「審美眼」も鍛えられたと思います。
    もう一つ、海外事業部の仕事もしています。こちらは日本でつくった製品を海外で販売するための納期や品質管理、香港事務所のサポート業務などで、仕事量としては3割ぐらいです。

  • Story.2全製品を見ているからこその
    プライド

    日々私が検品しているジュエリーは、当然、売場に並ぶと「製品」となります。自分が手にとってチェックしたものがいざお店に並ぶと、急に敷居が高い感じがして別物のように見えてしまうのは、なんだか不思議です。
    それはともかく、つくり手の側に居ると実際に手でつくっている人の気持ちが詰まっていて、その想いを強く感じます。実際にお店に並ぶまでには、すごく時間も手もかかっている。その職人さんの手仕事の大変さを私はわかりながら、仕上げをちゃんと確認して、ベストなものをお届けしているつもりです。ですので、お客様が本当に綺麗だとおっしゃっていたという話を営業から聞いたりすると、「自分のやっていることは間違っていない、この製品が選ばれて良かった」と改めて思います。
    カシケイの製品を一番よく見ているのは製造課です。製品にはプライドを持っています。

  • Story.3つくり手の想いを
    もっと伝えられるように

    今後はさらに、製造課として誇れるものづくりをして行きたいです。品質はもちろん、納期や金額もしっかり管理し、金額に見合った品質を実現できているかどうかを厳しく見定めて行かなければならないと思います。どんなに営業が頑張ってくれたとしても、ここがしっかりしていなければ成り立たちませんから。そして、つくり手の、職人さんの想いを、もっと伝えられるようにしたいと思っています。