可憐で愛らしい色合いと絹のようななめらかな輝きを持つコンクパールは、カリブ海に生息するコンク貝から見つかります。その確率は10万分の1。まさに自然の奇跡ともいえる宝石です。
ひと粒ひと粒色味もかたちも異なり、そのユニークな個性を最大限に活かした繊細なデザインによってジュエリーがつくられます。見る角度により、火炎模様と言われる美しい模様が浮かび上がります。
はるか昔から希少な宝石としてもてはやされたコンクパール。特に19世紀にはアールヌーヴォー調の自然をモティーフとした自由な曲線美を描くデザインで王族や上流階級の人々に愛されました。